この取引が始まった当初は、決して楽ではありませんでした。価格は29885.23のあたりでしばらくもみ続け、売り方(空頭)はすぐに叩き落としてくることはなく、むしろ小幅なリバウンドが何度も現れました。正直、その頃私も疑いを抱いていました。自分が高値の見せかけに引き込まれてしまっていて、いつでも一本の針(急なスパイク)で掃き出されるのではないかと。



考えが変わったのは、その後の急騰→急落の局面でした。リバウンドはますます「空頭に売り抜け(出荷)されるための動き」に見えてきます。相場の見た目はにぎやかですが、実際の受け(買いの受け皿)が明らかに追いついていませんでした。価格は29885.23から28188.3まで滑り、下落が加速し、最後には損益が帳面で+527.83%に到達しました。この時間を待ったのは無駄ではありませんでした。

途中でいちばんつらかったのは、他の人が追いかけて注文しているのを見ながら、自分はただ観察するしかなかったときです。クリプト界には多くのチャンスが「見えていない」のではなく、「見えたあとに手が出せない」ことが多いです。ようやく乗ったあとでも、何度かの反抽(リバウンド)に驚かされて、早めに降りてしまいがちです。

今回の空頭を評価しているのは、下げによって出た結果によるものではなく、その前の「何度も高値で失敗した」ことによります。高値で上値が重くなる局面では、衝動よりも忍耐が重要です。自分のリズムを守れれば、相場に振り回されることはありません。

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